「買っても、使わなかったらどうしよう…」
ポータブル電源を検討している方の中には、そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
ポータブル電源は便利な反面、重さや価格など気になる点もあります。
本当に必要かどうか迷っている方に向けて、デメリットや選ぶ際のポイントをわかりやすく整理しました。
購入後に後悔しないためにも、ポータブル電源購入検討の参考にしてくださいね。
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ポータブル電源とは?まずは基本をおさらい

ポータブル電源は、コンセントのない場所でも家電やスマホを使える便利な道具です。
災害時の備えとしてだけでなく、キャンプや車中泊などアウトドアでも活躍します。
まずはその基本的な機能や用途を見ていきましょう。
どんなときに使えるの?

- キャンプやアウトドア
- 停電や災害時の備え
- 車中泊や外出先の作業
- 電源のない場所でのイベント・撮影など
家庭用の家電を外で使えるのがポータブル電源の最大の魅力です。
どんな機器が使える?

モデルによって対応する機器が異なります。
家電機器 | 対応モデルの目安 |
---|---|
スマホ・LED照明 | 小容量(〜300Wh) |
ノートPC・扇風機 | 中容量(500Wh〜1000Wh) |
電子レンジ・炊飯器 | 大容量(1000Wh以上) |
小容量モデルならスマホやLEDライト、大容量なら電子レンジも使用可能です。
用途に合った出力と容量を選ぶことが大切になります。
ポータブル電源のデメリット5つとその対策

ポータブル電源は万能なようで、意外な弱点もあります。
ここではよくある5つのデメリットと、それを補う方法をご紹介します。
あらかじめ知っておくことで、購入後の後悔を防げます。
① 重くてかさばる → 軽量モデルを選ぶ

大容量モデルほど重量があり、持ち運びが大変になることがあります。
女性や年配の方には、軽量でコンパクトなタイプがおすすめです。
車での使用や屋外での移動を考えると、サイズ感は重要なポイントです。
② 充電時間が長い → 急速充電対応モデルを選ぶ

ポータブル電源はフル充電までに時間がかかる場合があります。
6〜8時間かかるモデルもあるため、急速充電機能付きの機種が便利です。
たとえばEcoFlowやAnkerは、短時間で充電できるモデルを展開しています。
③ 価格が高い → セールやふるさと納税を活用

高性能なものほど価格が高く、10万円を超えることもあります。
しかし、用途を絞れば手頃なモデルも選べます。
公式サイトでのクーポンを狙うなどタイミングを見て購入すれば、お得に手に入れることも可能です。
④ バッテリーは消耗品 → 寿命を延ばすコツ

リチウムイオン電池は、使用とともに劣化していきます。
満充電のまま放置したり、高温環境での保管は避けたほうがよいでしょう。
定期的に使いながら管理することで、長持ちさせることができます。
⑤ 処分が難しい → 引き取りサービスがあるメーカーを選ぼう

多くの自治体では、ポータブル電源を家庭ごみとして処分できません。
リチウムイオン電池を含むため、適切な方法で回収する必要があります。
下取りや引き取りサービスを提供しているメーカーなら安心です。
メーカー | 処分サポート |
---|---|
Jackery | 下取り+無料回収あり |
EcoFlow | 買い替え時の引き取り対応 |
Anker | 一部地域で回収あり |
各メーカーの対応に関しては、ポータブル電源の回収方法とは?の記事も参考にして下さい。

ポータブル電源は必要?それともいらない?

「本当に自分に必要なのか?」と迷う方は少なくありません。
ここでは、必要な人・そうでない人の特徴を整理していきます。
自分の生活スタイルと照らし合わせながら参考にしてください。
ポータブル電源が「必要な人」

- 停電時の備えを万全にしたい方
- アウトドアや車中泊が趣味の方
- 自宅にソーラーパネルがある方や電気代の値上げに不安を感じている方
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ポータブル電源が「いらないかもしれない人」

- 使用目的がスマホ程度の充電だけの方
- キャンプや屋外活動をほとんどしない方
- 屋内での停電対策はモバイルバッテリーで十分という方
モバイルバッテリーだけで十分という方は、ポータブル電源は必要ないかもしれません。
しかし、USEポート付のLEDライト位は充電したいなという方は、小容量のポータブル電源も発売されています。

必要かどうかを見極める3つの質問

ポータブル電源を本当に購入したほうが良いかな?必要なのかな?の感じたら、次の3つの質問を自分にしてみましょう。
- 何に使いたいのか?
- どこで使う予定か?
- 使用頻度はどれくらいか?
この3つを明確にすると、「今は必要ない」「将来的に必要」といった判断がしやすくなります。
初心者におすすめ!後悔しないポータブル電源3選

初めてのポータブル電源選びには、信頼できるメーカーと扱いやすいモデルを選ぶのが安心です。
ここでは、機能性だけでなくアフターサービスにも優れた3機種をご紹介します。
購入後の不安を減らす意味でも、サポート体制は大切です。
Jackery ポータブル電源 1000 Plus

防災・アウトドア両方に対応したバランス型モデルです。
公式サイトで下取り対応があるため、使わなくなったときも安心。
出力も高く、電子レンジなどの使用も可能です。
EcoFlow DELTA 2

1時間で80%まで充電できる急速充電対応モデルです。
大容量かつ高出力で、キャンプや停電時の家電使用にも対応します。
公式で買い替え時の引き取りサポートがあるのも魅力です。
Anker 521 Portable Power Station

コンパクトで持ち運びしやすく、日常使いにも適したモデルです。
価格も手頃で、初めての1台として選ばれています。
リサイクル対応もあるため、処分の不安も軽減できます。
まとめ:デメリットを理解すれば、後悔しない選択ができる

ポータブル電源は便利ですが、重さや価格、処分のしづらさなど、いくつかのデメリットもあります。
それでも、正しく選び、正しく使えば、非常時やアウトドアで本当に役立つ存在です。
「いらなかった」と後悔しないためにも、自分に必要かどうかをしっかり見極めてから選びましょう。
ポータブル電源選びのコツに関する記事はコチラ!

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