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ポータブル電源の回収方法とは?破棄や捨て方について徹底解説

ポータブル電源の回収方法とは?破棄や捨て方について徹底解説

アウトドアや災害時の備えとして注目されているポータブル電源。

しかし、寿命がきたり故障したときの対応や捨て方について悩んだことはありませんか?

ポータブル電源はバッテリーを内蔵しているため、家庭ごみとして簡単に処分することはできません。

この記事では、自治体による処分方法からメーカーの回収サービス、リサイクルショップや不用品回収業者まで、ポータブル電源の正しい破棄・捨て方を徹底解説します。

目次

ポータブル電源の破棄するタイミングとは

ポータブル電源の破棄するタイミングとは

ポータブル電源の破棄するタイミングはとても迷うものです。

買い替えのタイミングも図るために、破棄を検討する見極めポイントを出してみました。

サイクルの寿命を超えた
取扱説明書やメーカーサイトに記載の「充放電サイクル数」を確認。
サイクル数を超えるとバッテリー容量が急低下し、使用時間や充電時間が極端に変わる可能性があります。

実用容量が70~80%以下になった
フル充電後の連続使用時間が購入直後より2~3割以上短くなったら交換の目安。
バッテリー劣化の恐れがあり、いざというときに使用できない可能性が出てきてしまいます。

異常なほどの発熱や異音、異臭などが発生した
充電中や放電中に、本体が手で触れられないほど熱くなっていたり、焦げ臭がした場合は、内部で発火している・発火する可能性が高い状態。
直ちに使用を中止し、メーカーに問い合わせや買い替えを検討してみましょう。

破損や水没などがあった
落下によりヒビが入ってしまったり、水をかぶってしまった場合、絶縁破壊やサビの原因になる可能性があります。
少しでも使用してもいいのか疑問に感じたら使用せず、メーカーに相談してみましょう。

メーカー保証期間切れや明らかに劣化している場合も手放すポイントとして抑えておくことをおすすめします。

安全に使用できる状態かということが大切ですね。

ポータブル電源の回収方法

ポータブル電源の回収方法

ポータブル電源の回収についてご紹介します。

ポータブル電源の容量によって、回収方法を選ぶとよさそうです。

自治体の回収

自治体の回収

粗大ごみや小型家電回収ボックスを利用することになります。

ただし、メーカー回収がない・動作しないものが対象で、小型家電回収ボックスがある自治体でも、容量100 Wh超のポータブル電源は「危険物扱い」で別ルートを指定されるケースが多いので、確認が必要です。

また、ごみ収集車での圧縮火災防止のため、指定日に分別区分どおりに出すことをしっかり守りましょう。

粗大ごみ受付センターへ品名を「ポータブル電源」や「発電機」、「リチウムイオン電池内蔵機器」で申告し、粗大ごみ処理券を購入。

自治体によって、品名や料金が異なるため、各自治体のホームページなどで確認してみてください。

メーカーの回収

メーカーの回収

保有しているポータブル電源のメーカーの公式サイトに記載してある回収方法を利用しましょう。

記載がない場合は、カスタマーサポートにお問い合わせください。

一部メーカーの回収方法をご紹介します。

Ankerの場合

Ankerの場合

ポータブル電源本体やモバイルバッテリー、破損品や中古品も受け付けているようです。

自身で梱包、荷物の品名は「リチウムイオン電池」と記載し、元払いで支社宛てに発送する必要があります。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。

Jackeryの場合

Jackeryの場合

ソーラーパネル、アクセサリー品は除き、日本国内で販売されたJackeryポータブル電源本体で、日本国内に居住または滞在中の方のみが対象でおこなっています。

自身で梱包、運送会社に持ち込み、元払いで支社宛てに発送する流れになります。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。

BLUETTIの場合

BLUETTIの場合

日本国内で販売されたBLUETTI ポータブル電源本体で、自治体では回収できない場合と正規店販売の場合のみが対象となっています。

日本国内に居住または滞在中の方のみで、ソラーパネルやアクセサリー品は対象になりません。

自身で梱包後、カスタマーサポートに連絡をする流れになります。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。

EcoFlowの場合

EcoFlowの場合

EcoFlowポータブル電源やエクストラバッテリー、ポータブルエアコンが対象で、破損品や中古品などの回収もおこなっています。

国内のみなどの条件はありませんでしたが、自治体回収ができる場合は、自治体でお願いしますと記載がありました。

自身で梱包後、カスタマーサポートに連絡をする流れになります。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。

家電量販店の回収

家電量販店の回収

主要な家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ジョーシンなど)では、ポータブル電源の回収は基本的に行っていません

ポータブル電源がリチウムイオン電池を内蔵しており、家電リサイクル法の対象外であるためです。

ただし、モバイルバッテリーなどの小型充電式電池については、小型家電回収ボックスで回収している店舗もあります。

詳細は各店舗にお問い合わせください。

リサイクルショップの利用

リサイクルショップの利用

リサイクルショップでは、ポータブル電源がまだ使用可能で、状態が良好であれば買い取ってもらえる場合があります。

ただし、リチウムイオン電池を内蔵しているため、回収を断られることもあるそうです。

事前に店舗に問い合わせ、買取可能か確認することをおすすめします。

不用品回収業者の利用

不用品回収業者の利用

不用品回収業者に依頼することで、ポータブル電源を安全かつ適切に処分できます。

業者によって料金が異なるため、複数の業者を比較して回収をお願いすることをおすすめします。

料金は、5,000円前後かかるようです。

ポータブル電源のやってはいけない処分/破棄方法とは

ポータブル電源のやってはいけない処分/破棄方法とは

ポータブル電源を正しい方法で処分しないと、火災事故や法的トラブルにつながることがあります。

やってはいけない方法
  • 家庭ごみに出す
  • 分解して捨てる
  • 不法投棄する
  • バッテリーを抜き取って捨てる

自分でどうにかしようとせず、各メーカーが推奨している方法を取り入れましょう。

また、充電したまま長期間放置も危険ですので、こまめにポータブル電源を確認することをおすすめします。

無料回収サービスはあるのか調査

無料回収サービスはあるのか調査

先ほどご紹介しました、Anker・Jackery・BLUETTI・EcoFlowは、送料はかかるものの回収費は無料です。

無料回収サービスのないメーカーもありますので、ポータブル電源を購入する前に確認をしておくと安心です。

正しい使用方法と破棄方法の両方を知っておきましょう。

まとめ

まとめ

ここまで、ポータブル電源の破棄や回収方法などについて解説しました。

優秀なポータブル電源もいつか寿命がきます。

安全に使用するためにも、充放電回数や保証期間をしっかり把握しておきましょう。

この記事が、破棄や買い替えを検討している方の参考になりましたら幸いです。

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