いざというときの備えに、ポータブル電源を検討する方が増えていますよね。
「高額なものは手が出にくい…」そう感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にも安心な1万円以下から1万円台で手に入るモデルがあります。
この記事では、お財布にやさしく、しっかり備えられる選び方と活用方法を解説します。
1万円以下のポータブル電源はある?

結論から言いますと、1万円以下でも購入できるポータブル電源はあります。
ただし、一般的にこの価格帯では容量(バッテリー容量=Wh)が小さめで、充電できる回数や使える家電の種類に限りがあります。
主な特徴はこちらです。
- スマートフォンやLEDライトなどの小型機器向き
- ドライヤーや電気ケトルなど高出力家電は使えない
- 軽量・コンパクトなので非常用バッグに入れやすい
最近は低価格帯でもUSBポートやLEDライトを備えた製品が増えており、ライトユーザーや非常用としては十分役立ちます。
「まずは備えておきたい」「最低限スマホが充電できればOK」という人には、1万円以下のモデルは心強い選択肢と言えるでしょう。
1万円以下で選ぶときのポイント

1万円以下のポータブル電源を選ぶときは、下記のポイントをチェックしておくと失敗が少なくなります。
容量(Wh)を確認
容量が小さいモデルが多いです。
スマートフォンなら数回、LEDランタンや小型扇風機なら数時間動かせる程度。
どのくらい使いたいかをイメージして選びましょう。
出力(W)を確認
出力が低いと、ノートパソコンや小型家電ですら動かせない場合があります。
USBだけでなくACやDC出力がついているか、何ワットまで対応できるかを要チェックです。
持ち運びやすさ
防災用としては、軽くてコンパクトであるほど避難時に便利。
女性や高齢者でも持てる重さか確認すると安心です。
付加機能
LEDライト内蔵やソーラー充電対応モデルも増えています。
停電時の明かり確保や、日中の太陽光で充電できるのは心強いポイントです。
自分がどの点を重要視するかをよく考えて選ぶことが大切です。
1万円以下と1万円台のおすすめポータブル電源

まずは、1万円以下のポータブル電源をご紹介します。
RoyPow ポータブル電源

86.58Wh(23400mAh)の大容量を備えた12Vモバイルバッテリーで、PD30Wに対応し、スマートフォンから一部のノートパソコンまで急速充電が可能です。
5つの出力ポートを備え、12VのDC出力や車載充電器としても機能するため、ドライブやアウトドアでの多様な用途に対応します。
また、PSE認証済みであり、安定した電力供給を実現し、幅広い機器を安全に利用できます。

FUGU 70,200 mAh ポータブル電源

FUGU 70,200 mAh ポータブル電源は、大容量252Whでスマートフォンやノートパソコンを複数回充電できます。
AC・USB・シガーソケットなど多彩な出力に対応し、防災やアウトドアにも最適。
LEDライトや各種保護機能を備え、安心して使えるコンパクト設計です。

次は、人気メーカーで1万円台で購入できるポータブル電源をご紹介します。
Jackery Explorer 100 Plus

Jackery Explorer 100 Plusは、容量99Whでスマートフォンやノートパソコンを安心して充電できるコンパクトなポータブル電源です。
リチウム鉄リン(LiFePO₄)電池を採用し、2,000回以上の充放電でも80%以上の性能を維持する長寿命が特徴。
約965gと軽量で持ち運びやすく、防災用や旅行のお供にぴったりです。

Anker Solix C200 DC Portable Power Station

Anker Solix C200 DC Portable Power Stationは、192Whの容量でスマートフォンやノートパソコンをしっかり充電できるポータブル電源です。
USB-C140Wで急速充電に対応し、わずか1.7時間で満充電が可能。
約1.9kgと軽量コンパクトで、ソーラー充電にも対応し防災やアウトドアに便利です。

ポータブル電源の容量別で活用方法を確認

価格が高くなるほど、ポータブル電源の活用できる範囲が変わってきます。
1万円以下のポータブル電源を購入する前に、一度確認しておくといいかもしれません。
小型軽量モデル(~499Wh)
スマートフォンやタブレットの充電、LEDランタン、カメラのバッテリー充電に最適。
軽くてコンパクトなので、デイキャンプやピクニック、釣りなど荷物を減らしたい時にぴったり。
停電時の緊急用としても、防災リュックに入れやすい。
中容量モデル(500~999Wh)
ノートパソコンや小型炊飯器、扇風機、電気毛布などの使用に対応。
1泊~2泊程度のキャンプや車中泊で、複数の家電を同時に使いたい時に活躍。
家庭での停電対策としても頼れるサイズ。
大容量モデル(1000~1999Wh)
ポータブル冷蔵庫や電子レンジ、小型ヒーターなど、消費電力が高めの家電も使用可能。
長期キャンプやアウトドアイベント、自宅での防災備蓄として心強い。
ソーラーパネルと併用すれば、より長期間の運用が可能。
超大容量モデル(2000Wh~)
ほぼ家庭用のバックアップ電源レベルで、エアコンやドライヤー、大型調理家電にも対応。
大人数でのアウトドアや、災害時のバックアップ電源としても十分に活用。
業務用にも使われるパワフルなモデルが多い。
容量が大きくなるほど高価になりますので、自分の活用目的にあわせて購入しましょう。
まとめ

1万円以下のポータブル電源でも、用途や選び方をしっかり押さえれば、日常からアウトドア、防災まで幅広く役立ちます。
コンパクトだからこそ手軽に持ち運べて、いざという時の頼れる存在になりそうですね。
ぜひ自分の使い道に合った一台を賢く選んで、暮らしをもっと安心・快適にしてください。
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